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06/04/13

第9回 「社会貢献」


貢献の意味を調べてみると、【物事や社会に力を尽くして、良い結果をもたらすこと。寄付。】とある。

例えば社会貢献という語句で検索をすると、上位にはほとんどが企業の社会貢献活動についてのページにヒットする。これをどう取るかは皆さんに任せるけど、それでもそういう活動をどういう形であれすることは良いことだよね。

もちろん企業というのは産業廃棄物を排出したり、大気汚染や土壌汚染というものを作り出してしまう。そのために自社でそういう事に対しての問題対策を講じなければいけない。それと同時に社会貢献というものも率先して行わなければいけない。それは企業に求められる最優先事項だと思うよ。

しかし社会貢献活動をすることが目的じゃない。
まずはそうならない社会、そういうものがない社会を作るということが最大の目的だと思う。それはただ単に環境だけを考えればいいというものではないよね。人を育てるということも大切だよ。教育という面でも社会貢献をしていかなければならないよ。

人という面で見れば更にその範囲は拡大するね。
未来というものは高齢者問題や心身障害社問題を抱えている。そういう問題も社会貢献という枠組みに入ってくる。全てそうなった場合とそうならない為にはどうしたらよいかということを両立していかなければならないね。

一つ気になるのが何故、社会貢献度に対しての表彰があるのだろう。毎年、朝日新聞文化財団の「企業の社会貢献度調査」委員会が実施、選定する「企業の社会貢献」賞っていうのがあるんだけど、その主旨を見ていくとどれだけ当然のことをやっているかってことだと思うんだよね。受賞した企業の内容を見ていくとすばらしいことをしているなって思うよ。ただ表彰規定をよく見てみるとなんか違うんじゃないかなって思えるところがある。やはり企業が前に立ってやることは当たり前のことのように思えるんだけど。

もちろんこの地球に住む全ての人間が、環境や社会に対して何らかの形でそれを害していることは確かだよ。僕たち一人一人がそれに対して責任を負うということが大切。それはその規模や理念の強さ、質とは関係ないと思う。どんなことでも”貢献”するということが大切だし、そういう気持ちがこれからの社会に大きく貢献する。貢献度というものに対してはそれ自体何の意味もないよ。これくらい貢献したからそれでいいんだ、ということではない。それで僕たちが何か触発されればいいのだろうけど、別にそれを見たからといって僕らもそうしようとは考えない。その中身が大切であり、そういう道筋をどんどん作ってくれる企業というものはそれだけですばらしいと思う。

ではそれ以外の企業は何もしていないのかな。そうではないよね。今どの企業もそういう問題に取り組んでいる。それが何らかの利害に関係してはいけないということ。だからどういうことを行ったかということは各企業がしっかり発表し、それを目安に次回はどういうことをしていくかを考えればいいんじゃないかな。度合いを比べることはないよね。あくまで一つの指標として、それから企業の取り組み内容の判断結果としてそういう場があればいいだけ。

では、あなたが今思い浮かべる”貢献”というものは何だろう。僕は絶対に外に出たらゴミを辺りに捨てない。当たり前かな。でもそれだって、当たり前の事だって貢献していると思う。大きい、小さいは関係ないよ。僕らには僕らの出来ることっていうのが有る。意外と自分のしていることを考えると小さい貢献をしてるよ。そう考えるとそう難しいことではないよね。そこから始まっていけばいいんじゃないかな。

これから育っていく子供達はそういう問題をどう思っているんだろう。ただ勉強さえできればいいのかな。もちろん日本人の学力低下が深刻な問題になりつつあるけど、それよりもモラルの低下のほうが今一番の問題だと思う。
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